りんご農家が注目する、食べごろりんごを選ぶポイント

果物の旬は限られており、冬の果実であるりんごも同様です。だからこそ、美味しい瞬間を味わっていただきたい。今回はukkaで人気の「釈迦のりんご園」の工藤さんに、収穫時にりんごを選ぶポイントを聞いてきました!ぜひ実践してみてください。
豆知識

~りんご農家さんのご紹介~

今回、りんごの選び方を教えてくれるのは「釈迦のりんご園」四代目、工藤峰之(くどう・たかゆき)さんです。釈迦のりんご園は、120年前に青森県津軽平野の南端、広船の地に開園しました。青森県の広船地区は、寒暖差や水はけの良さなどに恵まれ、県内でも随一のりんご栽培に適した地域なのです。工藤さんは、青森県りんご品評会の地域部門において、最高賞である「農林水産大臣賞」。個人の部では、「全県第一等席」を受賞されています。工藤峰之さんの生産者ストーリーはこちら

りんごの”ツル”を見る

まずは、目で見てチェックしましょう。注目するのは、りんごの「ツル」の部分です。ツルが太いりんごは、美味しいりんごだそうです。りんごのヘツルは樹の枝と繋がっています。ツルが太いと枝から養分がたくさん運ばれるため、甘いりんごになります。また、工藤さんによるとりんごのツルの部分が深くくぼんでいるのは、いい花からできた実である証拠で、美味しいりんごを見分けるポイントの一つです。

横に太っていないりんご

実の形によってもよりおいしいものを選ぶことができます。「実が横太りしていない、縦長っぽいりんごの方がおいしいですよ」と工藤さん。りんごの枝にも年齢があり、若い枝は実を横に太らせることに栄養を使ってしまうのに対して、経験のある成熟した枝は実を太らせることではなく味の方に栄養を使うというのです。横太りしていなくて縦長に見える形は、栄養を味に使っておいしくなった証拠なのです。

実がずっしりと重い

実際に手に持ってみてください。ずっしりとした重いものには、しっかりと果肉と果汁が詰まっています。両手で1個ずつ持って比べてみると、違いがわかりすいかもしれませんね。

皮がでこぼこしている

最後に、皮の表面を触ってみてください。表面はつるつるしていますか?でこぼこしていますか?でこぼこしているものはりんご農家の間では”いぼり”と呼ばれていて、完熟しているりんごによく見られるそうです。一見傷んでいるようにも見えますが、実はこの”いぼり”こそが、高糖度の証なのです。皮が変形するほど、生育が進んで栄養が詰まっています。

まとめ

このように、美味しいりんごは見た目や触感で確かめることが出来ます。今回ご紹介したものは、あくまで傾向で、個体や品種によって当てはまらない場合もありますのでご注意ください。目利きの力をつけるのも一つの楽しみですので、ご自身で色々試してみてください。
今回りんごを見分けるポイントを教えてくださった「釈迦のりんご園」さんの自慢のりんごはこちら
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